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野生の身体を育むために。
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野口整体とは、野口晴哉氏が提唱した整体で、氣の感応である『愉氣』、人間の無意識下の運動である『活元運動』で病や不調を治すのではなく、『自ずと治る身体を育てる』ことを目的としています。
野口晴哉氏は、関東大震災後、多くの被災者を治癒したとして、わずか10代で整体道場を設立し、門人を育成し続けました。
「病」の治療ではなく、根本的な偏り疲労の改善や生活指導、潜在意識教育の重要性を説きました。

野口晴哉氏の代表的な著書『風邪の効用』や『整体入門』『体癖』をお読みになる方も増えてきて、整体従事者としても嬉しい限りです。しかしながら、『愉氣』や『活元運動』など、本で読むだけではハードルが高く実践するのがむずかしいイメージをもたれがちの野口整体。
しかし実際は、日常的にも使いやすいからだの調整方法、呼吸法や身体の基礎を作る体操なども多くあります。
十人十色の生活の中で、本人も無意識のうちに重ねる『暮らしのなかのちいさな負担』の積み重ねが病や不調をうむもとになっています。
それを病院や薬、治療院に頼りきりで治してもらおう。という他人任せな気持ちでいると、自身の生活は改善されず、同じような不調を繰り返します。『治してもらう人』からは卒業を目指し、子どものようにのびやかな心身、『自ずと治る身体』を育むつもりでお越しください。
身体の動きの癖や習慣を見直し、まずはご自身から、身体を整えていきましょう。
そして、病院や薬に頼る前に、自分のみならず大切な人の不調を観察し、自分たちで調整できる。
というのはとても心強いことです。末長く学べる大人のための保健体育、今一度始めましょう。.
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